今日もご機嫌さん ^^

ちょっぴりハッピーな出来事やお仕事のことなど、日々を綴った社長ブログ

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お金のこと

      2020/08/15

一応、曲がりなりにも経営研修のMGのインストラクターを務めている私。
リアルの経営計画も、何度も作りました。肝心なのはキャッシュだということもわかっています。キャッシュがなくなった時がアウト。

※MGについてはこちらの概要や、過去記事をご覧下さい

キャッシュフロー計画書の雛形に、数字を落とし込んでみます。売上予想と固定費をしっかりと。これで融資をうけて、カフェ併設のお店をやっても大丈夫だ。

そう、これはまだ3月の時点。2月になって、どんどんイベントのキャンセルの連絡が来るようになって、それでもまぁゴールデンウィーク頃には治ってるでしょう〜って、まだ気楽に構えていた頃の話しです。

そして3月になると、パタンと通販が止まりました。
イベントの現場はなくなるのはしょうがないけど、通販はきっと落ち込んでも半分くらいだろう。。。と思っていたのですが、日に日にコロナ感染が広まり、人が集まるイベントは消えてしまいました。

世の中のイベントがないということは、当然通販での注文もない。
あ、ちょっとやばいよ。。。

そこでスタッフさんとのミーティングでも、今すべき優先順位は
1、粗利MQを創るためのことをする(今じゃなくても未来のでも)
2、環境整備をする
3、固定費Fの削減をする という話をしました。

その時のことは書かないでおきますが。。。

4月の百貨店でのチョコレートの出店も中止となり、チョコの販売は通販のみとなりました。

新人スタッフさんは、とにかく今のうちにちゃんと一人でチョコレートを作れるようになることを目標に、毎日そばについてレクチャー。

そしてたくらみ屋で、オンラインでもクラフトチョコレートのテイスティングイベントを用意してくれて、それに向けての資料作りなどで、毎日を忙しくしていました。

同時に、できる限りの固定費の削減を行いました。

業績悪化という理由で役員報酬の大幅減額。社会保険料も減額されるはず。
保険の見直し&解約。
使わないで払っている月会費の解約。

出張が全くなくなったので、おのずと交通費や宿泊費もほとんどなくなりました。いつもはよくスタッフさんと食事に行ってたのに、それも行けないし、当然会食もなくなりました。

MGの1DAYを2回やっただけの新人スタッフさんも、仕事のキリがよければ、今日はこれで帰りますって、無駄な時間を過ごさない。助かります。

しかし研究開発のための投資はなくすことはできません。
MGで言うところの次繰はしっかりと。
青チップだけじゃなく、黄チップ、そして、赤チップも。

スタッフさんが今の自分にできることとして、積極的にブログを書いたり、SNSの発信を行ってくれます。ここまで自分ごととして行動してくれるスタッフさんに感謝なのでした。

なかなかMGも経営計画通りにはいかないこともあるし、そしてMGでのシミュレーションもリアルではうまくいくとは限りません ^^;
しかし、きちんと数字で考えられるのはMGのおかげ、今何をすべきか考えることができるようになったのはTOCのおかげなんですよね。

3月の中旬でしたか、早速公庫に融資の申し込みに行きました。書類を提出してから1週間後に面談。今の弊社の状況と、これからのことを説明しました。

決定の連絡があったのが約1ヶ月後だったでしょうか。コロナの状況は悪化するばかりの時です。

新店舗の設備投資と運転資金の融資を申し込んでいたのですが、前述したように、今設備投資すべきではない、コロナで影響をうけた部分の運転資金のみ融資しますということで、運転資金の希望額の1/3の融資が決まりました。

この時、すでにイベント業界は回復するのは1年以上かかると言われていました。今はもっとかかる、いえ以前のようには回復はできない、需要はないと思っています。

融資の結果を取引のある金融機関の担当者さんに言うと、どこも同じ回答だと。そりゃそうです、私だって、今となってはその金額の返済能力が実際あるのか。。。

バルーンはもうやめてチョコレートしたら、という声を聞くと、とても悲しくなりました。だってこれまで20年バルーンをやってきたんです。

自宅の1室から初めて、自分でWebサイト作って、楽天やめた後はECサイトも1から自分で作ったな〜。大きくしたいって気持ちは別になかったけど、たくさんの方に支持されてこうして今までやってこれたんですから。
自分のアイデンティティが無くなってしまうと感じました。それはとっても寂しいのです。

そして、弊社の9割以上はバルーン事業の売上。残りがたくらみ屋からの報酬と、昨年秋から始めたチョコレートの売上。
バルーン事業の、その8割以上は通販です。

一番の心配は、バルーンでの売上がなくてやっていけるのかどうか。

今までチョコレート事業を行うのは、あくまで固定費のほとんどはバルーン事業で賄えると思っていたから。その上でのチョコレート事業だったら、きっと上手くいくだろうという計算でした。

それが、チョコレート事業だけで利益を出すためには。。。

昨年末に廃業されたビーントゥーバーのお店さんのことや、コロナ禍で店舗を閉められたブランドさんのことが頭をよぎります。

正直無謀な事業計画しかできません。利益から逆算すると、月に何百枚もチョコレートを販売しないといけない。いえいえ、まずうちにあるマシンでそんな製造能力はない。ほとんど手作業ですから。

いっそのこと、ぜーんぶやめてしまおうか。そういう気持ちがなかったわけではありません。残っている借入はなんとか今なら返済できる。

しかし、せっかくチョコレートが作りたくて入社してくれて、精一杯がんばってくれているスタッフさんがいる。
せっかくメキシコやガーナに行ったのに、それ伝えられない。

やはり、事業譲渡してまず身軽になるべきか。。。

顧問税理士さんに相談すると(会社売却されるクライアントさん、多いのだそう)、今は売上のない時だから、譲渡するのにいい値段はつかない。譲渡するならイベントが復活して受注が回復してからのほうがいいということでした。

なるほど〜。。。ほっとしたような、残念なような。。。いえいえ、譲渡先を見つけるのが大仕事。きちんとしたところじゃないと、取引先にもリピーターさんにも迷惑がかかってしまう。。。
実際、譲渡先あるんだろうか。

以前通販を担当してたスタッフがいなくなったので、今は私が全てやらないといけません。新しいスタッフさんはチョコレートを作るために採用した人。バルーンを覚えてもらうというのは、ちょっと違う。

注文はなくても、たまに問い合わせがあると、注文に結びつけようとすごーく丁寧に説明したり、何通りも見積もりを提出したり、、、なかなか時間を取られます。

これをしながら、チョコレートもできるのか。お店に立ってないといけないのに。
結局どっちも中途半端になってします。

そんな時にスーパーアイデアをいただき、事業譲渡の道が開けました。譲渡先の社長とも話し、今すぐは先方の体制が整っていないので、整い次第通販事業を譲渡いたします。これで私はチョコロンブスの店舗運営に集中できます!

さらに、話はいい方向へと向かっています。少し時間はかかっていますが。
まさに三方よし。もうこれしかないのです。

だからこそ、やっと本気でやる気になることができました。
以前の図面では融資がおりなかったため、途中で止まっていた店舗計画。今あるお金だけで店舗を作ってもらうことになりました。

こうなったら1日も早く開店しないと、遅くなればなるほどキャッシュはなくなります。
ずっと売上がほとんどない状態ですから、キャッシュがもちません。足りない分は私から会社に入れています。役員貸付金も膨らむ一方です。。。

ありがたかったのは持続化給付金。すぐに申請して、しばらくしてから200万円が振り込まれました。

そんなキャシュの厳しい状況での、お店計画。正直、まだ利益がでる事業計画はできていません。不安だらけですが、やらない選択はなくなりました。

だから、最低限必要な設備でのスタートになります。

あとはやるだけ ^^



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島根県生まれ、福岡県北九州市在住。1992年からPOP広告の企画制作指導を行ううちに、アイキャッチ率の非常に高い風船に注目。2000年にバルーンアートをメイン事業としたバルーンポップを創業。好きな物:スタートレック、カプチーノ、城戸ワイン、文旦、感性刺激ツアー。2020年11月、クラフトチョコレートのお店チョコロンブス開業。バルーンアートが得意なチョコレート職人 ^^

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