#485 価値発掘現場見学会
2017/10/12
創業100年を超えていらっしゃる「宮田織物」さん。
今回はOSMCの「価値発掘現場見学会」。
単なる見学会ではなく、その後社外参加者と社内の方と一緒にワークを行ない、価値を発掘して未来に繋げるというものです。
前回訪問したときは会社は休日だったため、機械も止まっていましたが
今回は、まず専用機でデザインし、糸を並べ、織り、生地になって、それを仕立て、商品ができあがる過程を見学することができました。
それにしても広い敷地と建物。とても綺麗に掃除されてます。
いや、マシンがアートに見えてきます。
社長によると、この大きな機械の数々、つまり生地を作るのは装置産業とのこと。
「よそにはできない」と何度かおっしゃられていたのが印象的です。
つまり、こちらでしか作れない、って最大の強みです!
そして、ミシンを使って製品にしてきます。
綿入れ半纏の綿入れの様子をじっくり見学させていただきました。
製品を作るのは、人の手がなければできない労働集約産業。
装置産業と労働集約型産業って、反対語という感じでしたが
なるほど宮田織物さんのように、糸を織って生地を作り、その生地を縫製して製品にし、販売となると、一貫生産つまり両方となるのですね。。。
見学が終ると、ミーティングルームへ。
テーブルクロスもコースターも自社製品です。
あ、森本さん ^^
そしてその後のワークがすばらしい体験となりました。
まずは社外チーム、社内チームに分かれて「この会社にあるもの(価値)」をどんどん付箋に書き出していき、それを分類します。
次に、社外社内のミックスグループ分けがされます。
そこで今までの発表をもとに、「これはすごーくいいんじゃないか、とか、こんなんやったらいいんじゃないかな」と思うことをA4の紙の一番上に3つ、付箋に書いてはります。
その紙をグループで隣の人に渡し(流し)、次の人はまた3つ付箋を貼って、上の書いてあることをもとに考えを膨らませ、思いついたことを書きます。
それをグループ6人でぐるっとまわすと、A4 3×6=18個。グループでは最大108個のアイデアがでます。
自分のA4の中から、ベスト2つを前にだします。グループで12個。
それをもとにティスカッションして、グループでのベスト3つを出して発表。
これがよかった ^^
会社見学会が、たんに説明を受けて感想を述べるだけでなく、すでにある資産を改めてみつけ、それを膨らませてまとめアイデアにする、しかもすぐできそうな。。。すごーい ^^
綿入れ半纏。。。私も子供の頃から冬は愛用していました。
真綿(シルク)を入れる作業をされてる時は、手がつるつるになるそうです。
着てあったかい、さらに肌が美しくなるおまけ付きの半纏、
おぉ〜どうでしょ ^^
追記、記念撮影の写真が届きました〜 ^^
得居 裕江
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