山口絵理子さんの講演会
2018/05/16
今日は株式会社マザーハウスの山口絵理子さんの講演会に行ってきました。
「バングラデシュ産のジュート(麻)を使用した高品質バッグを現地で生産、輸入販売する(株)マザーハウス代表の山口絵理子さん。最貧国バングラディシュで 23歳の時起業を決意し、困難に直面しても諦めず、信念を貫いてビジネスを軌道に乗せた、今もっとも“旬”な人。
小学校時代のイジメ、中学校での非行、偏差値を半年で30上げての慶応合格、ワシントン国際機関インターンシップに抜擢…とその波乱万丈な歩みは、TVのドキュメンタリーや著書で知っている人も多いだろう。」
という方(^_^;)
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
とか
裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社BIZ)
を出版されてます。
会場は小倉ステーションホテル。
午前中に続き、本日2度目の小倉です・・・同じ市内なのに遠いなー。
実は初めての小倉ステーションホテルなのですが、
会場だけでなくエントランスやロビーなど
とっても落ち着いた色調で、いい雰囲気でした。
講演が始まると、とても一言一言を力強く話されて
しかも内容が濃い。
とにかく志が高い!!
1時間釘付けでした。
若干クーラー効きすぎて寒かったですが(^_^;)
以下メモより—————
物づくり = 人づくり
マインドを変えるには、環境を整える
~自社工場・・・労働環境国内No.1にする
~工場に着くと上履きに履き替え、エプロンをつけ、IDカードをつける(1人の人間として認める)
~ランチは給食を提供。同じご飯を食べる。
~月1のメディカルチェック
~従業員に企業ローン
結果を見える化する ー お客様の声を伝える
ものづくりをやっている会社は、お店を持つと変わる。
~直接お客様の声が聞ける
~作り手のモチベーションが上がる
~プロダクトが良くなる
~これらが連鎖する
こんな感じです。
最後に質疑応答で
「日本にも貧困や格差がありますが、どう思いますか?」の問いに対して
山口さんは『役割分担』という言葉が好きだとおっしゃってました。
それもこれも大変な問題ではあるけれど、そこを解決したり考えたりするのは他の方に
自分は今やっている途上国の可能性を探っていくのが自分に与えられた役割なんだと。
そして、自分は好きなことをやっている、とにこやかにおしゃっていました。
なんだか圧倒されましたね。
自分の役割はなんだろ?と帰り道運転しながら考えておりました。
得居 裕江
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