風船ってどのくらいもつの【2、最初の兆候】
2023/07/23
風船ってどのくらいもつの【1、ゴム風船の原料】で
ゴム風船は天然原料100%で作られているので
自然環境の要因を受けてしまうということを、説明いたしました。
それでは、ここに弊社にて行なった検証をご紹介いたします。
まず1枚目。
同じ大きさに膨らませた透明(といってもガラスのような透明感ではありません)の
風船の中に、やはり同じ大きさに膨らませたニコちゃん(はっきり色がわかるように、
紫をチョイス!)を青、黄、赤のスティックに留めて3本用意しました。
ちなみに、この検証を行なった日は7月2日。11時スタート。
気温29度、湿度65%。曇り。エアコンなしでも過ごしやすい日でした。
まず左から、青の風船は、このまま室内に置いておきます。
黄色の黄は太陽の黄色!!ということで
黄の風船は、曇り空で直射日光も弱い屋外へ。
そして赤は、袋にすっぽり包んで室内に。
せっかくなので、リボンでキュ〜トにね ^^
さて、11時にスタートして4時間経過、15時になりました。
どうなったでしょうか ^^
ジャジャンッ♪
はい、この通り。
わかりますか?
角度を変えると、もっとわかりやすいみたい。
そっか、繋げると比較しやすいですね ^^
そしたら、どんっ!
左から、室内にそのままの状態で置いておいたものは、少し表面が曇っています。
真ん中の黄は、外に出しておいたので、すっかり白っぽくなって
中のニコちゃんもよく見えなくなってしまいました。
右の袋で覆っておいたものは、袋からだしても、ほとんど膨らませた時と変わらないほどの
クリアな状態のままです。
私的には、7月ですから、もっと違いが顕著にでるかと思ってましたが ^^;
そこまでもなかったようです。
この時は、まだ室内でもエアコンもいらない、そして梅雨まっただ中で
外も曇り空。
これが8月の真夏となると、今回は4時間経過後でしたが、
恐らく数十分もすれば、このような結果になってしまいます。
反対に12月くらいになると、屋外はさすがに曇りますが、室内に裸でおいておいても
3日たってもさほど曇らなかったりします。
この結果からもわかるように、膨らませた直後からゴム風船の分解は始まり
酸化による変色、つまり白っぽく曇ってしまうのがその最初の兆候です。
そして徐々にゴム膜から中の空気が抜けていき、しぼんでしまうことになるんです。
白っぽく曇るのはどのゴム風船にも言えることであり、特に透明や黒などは
他の色に比べて顕著に見えてしまうということが言えます。
そして、曇り止めには、ビニール袋などに入れて口をしばっておくといい
ということもわかりますね。
2021.4まで運営のバルーンポップ「お客様の素朴な疑問にお答えいたします」より転載。
得居 裕江
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