その黒板POP、ちゃんとお仕事してますか?
2016/01/28
パン屋さんの入口のすぐ前に置いてあった黒板POP。
残念ながら、お客さまはチラ見はされても、「見る」「読む」ことはないでしょう。
問題ポイントを書いてみます。
1、文字の量が多くごちゃごちゃしている
2、小さい文字で文章になっている
3、白一色だしどこからどう読んだらいいのか
4、お昼の時間帯、黒板が反射してそもそも見ずらい
さて、それではどのように改善したらいいのでしょうか ^^?
黒板POPは、一瞬で内容がわかるものでないと意味がありません
お客さまは、わざわざ立ち止まってはくれません。
チラ見で内容がわかり、興味を持っていただくことが目的です。
店名は、そのお店の前に置くものですから、必要ないっちゃないですね ^^;
商品説明は文章ではなく、短く簡潔に伝えたいことを書きましょう
こちらの場合
人気no.1 やまぶどうパン 1本580円+税 1/2 290円+税
私だったら、そのだらだら文章を
なんとパンの半分が山ぶどう。この断面をご覧あれ〜 ^^
さらにパンの断面の写真をつけます。これがまたアイキャッチとなる訳です。
もう1つのほうです。
新商品 パン・ド・ロデウ 300円+税
自家製酵母を使った、外はパリッ、中はしっとりの食事パン
ちょっとあきりたりですね。ここは、もっとウリを考えないと ^^
書く内容が決まったら、次はレイアウト。
優先順位を決め、文字の大きさ・色に変化をつけて
写真では、人気No.1と新商品が埋もれてしまってます。
普通で考えると、横書きならば「人気No.1」の次に商品名が欲しいところ。
吹き出しも、頭につけた方が自然です。
商品名、コピー、価格とそれぞれの要素で大きさ色を変え、うまく吹き出しやイラストを活用すると、ぐっと「チラ見」しただけでわかるものになります ^^
詳しい説明は店内で、ショーカードに書きましょうね ^^
それにしても、パンはとっても美味しいのです ^^
得居 裕江
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