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#816 背中を押された日〜九州廃校サミット_その2

      2019/10/23

廊下には、MUKASA-HUBのオープンにあたり、FAAVOで資金集めをされた、その支援者が掲示してありました。これは大切ですね ^^

さて、基調講演は「廃校がつくる、未来の地域コミュニティ」。大名の石丸さんです。
元官僚さんということもあり、裏付けの資料とまとめ方がさすが〜 ^^

なんと1年で廃校になる数は500校!九州は100校あるそうです。
福岡の飯塚でも3つの小学校と1つの中学校が統合されたから、一度にその地域4校が廃校になったそう。そういうのがあるから、1年で100校もなるほどです。

「地域の要望がない」 というのも、なんだかわかるような気がします。

以前リノベスクールでフィールドワークした時も、そこは坂ばかりで公共交通が少ないし、高齢者にとって不便なんだろうと周りは決めてかかっていましたが、お困りごとは特にない、ちょっと行くと病院もあるしスーパーもあるから住みよいですと言われ、おっとっとっ先入観って怖いなと思ったことがありました。

廃校のうち70%が活用されているというのも、意外と多い数字にびっくり。

ん?ほんとに廃校問題ってあるのかしら?。。。廃校にしたらいけないのかしら?。。。

私が初めて廃校に触れたのが「IID 世田谷ものづくり学校」でした。
数年前たまたま東京に行った際に、面白そうな個展があってて、見に行きました。

いろんなクリエイターさんや会社が入ってて、パンの焼けるにおいがしてて、いいな〜と思ったのをおぼろげに覚えています。

国内外の廃校活用事例も紹介されました。

学校はもともとが複合施設。教育を行う教室、体育館、理科室、音楽室、給食室、グランド。だからそれだけでポテンシャルが高いんですよね。

そして学校は地域資源であり、コミュニティのハブ。

子どもを通じてコミュニティが生まれ、子どもを育てることでコミュニティが生きる。。。う〜んまさにたくらみ屋的な考え ^^

しかしボランタリィではなく、しっかりマネタイズできないと。んだね。

締めは、今回の九州廃校サミットの視点。

そう、特に立地や環境という背景は大切な要因です。

講演が終わって、発起人の3人とメディアの方は別室にてメディア向けの質疑応答。

この辺りも、ばっちり考えられてます。

 

廊下に出てみると、おしゃれなドアのトイレが。スライドドアになってて、車椅子でも入れます。

その向こうがレンタルキッチンスタジオになってます。そしてさらに奥がずどーんとイベントスペースなのです。

女子トイレです ^^
おそらく数を減らして、1段あるところをスロープにして奥まで車椅子で入れるようにされたようです。

 

さて、いよいよ実際に廃校を利用されてる事業者さんによる活用事例プレゼンです ^^

 

つづく。

 

 

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島根県生まれ、福岡県北九州市在住。1992年からPOP広告の企画制作指導を行ううちに、アイキャッチ率の非常に高い風船に注目。2000年にバルーンアートをメイン事業としたバルーンポップを創業。好きな物:スタートレック、カプチーノ、城戸ワイン、文旦、感性刺激ツアー。2020年11月、クラフトチョコレートのお店チョコロンブス開業。バルーンアートが得意なチョコレート職人 ^^

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