今日もご機嫌さん ^^

ちょっぴりハッピーな出来事やバルーンアートのお仕事、いろいろやってることなど、日々を綴った社長ブログ

*

Why? なぜやるのか?

      2020/08/07

ライトアップされた看板。うれしくて思わず遠回りしてお店の前の道路を通ってしまいます ^^

夏はチョコレートの需要がなくなるので、5月6月は通販のためのチョコレート菓子ばかり研究開発を行っていました。とにかく4月に入ったばかりのスタッフさんが、毎日毎日試作し、頑張ってくれました。

その甲斐あり、実際商品化でき販売を始めた商品もあります。

しかし新しい商品を作るというよりは、チョコロンブスらしい商品を作ることに立ち戻り、そして私も、もう一度なぜ今店舗をやるのか、振り返って考えました。

1、ワークショップを通じて、お客さまにクラフトチョコレートの「驚き」「発見」を体験していただきたい

私はこれまで、子どもや、大人、親子対象の様々なワークショップや講習会、専門学校の授業などを行ってきました。
意外と特技でもあります ^^

そこへ、チョコレート専用石臼のショコラミルを見た時、これだ!と思いました。自分でやってみると、おもしろ〜い ^^

クラフトチョコレートに体験を組み合わせること、これこそが私ができる独自化なんだと思いました。

実際、キッチン設備のある場所を借りて、数回ワークショップを行うことができ、とても盛況でした。が、なにせ道具類や設営がちょっと大変 ^^; そしてチョコを作るワークショップは一人では難しい。。。

だから、自分のお店があったら、いつでもいろんなワークショップが企画でき、すぐに実施できる!と思い、ロゴにもクラフトチョコレート&ワークショップと明記しました。


2、お客さまに産地別カカオ豆から作ったチョコレートを食べていただき、知っていただき、幸せな気持ちになってもらいたい

私が初めてビーントゥーバーチョコレートを食べた時、そのフルーティーさに驚きました。そして産地別でこんなに味が違うのかと驚きました。

それまでも、チョコレート(主にビターなもの)を出張に行く時は必ずと言っていいほどお気に入りを鞄にいれ、新幹線の中で食べたりしていました。ほっとした時間を過ごす時のお供でした。

風味豊かなクラフトチョコレートを食べるようになってからは、さらに一粒口に入れただけで、とても幸せな気持ちになることを実感しました。

ぜひたくさんの人に、クラフトチョコレートを食べていただきたい。幸せな気持ちになってもらいたい。カカオ豆ときび糖だけでできた、フルーティーなチョコレートを知って欲しい。

そのために必要なのは、試食です。
催事での試食販売では、お客様がすべての商品を試食されると、思わず
「ぜんぜんちがう〜」とおっしゃって、そしてお気に入りのクラフトチョコをお買い上げくださいます。

通販では、それが難しい。もちろん説明も書いていますし、お試し用の商品も用意していますが。
やはりお店で話を聞いていただきながら試食していただき、納得していただいてこそ、クラフトチョコレートの価値が伝わると思っています。



3、メキシコやガーナのカカオ農園の訪問で得た、一次情報を伝えたい

2019年4月に、カカオ発祥の中米で高品質で希少価値のあるクリオロ種が多く栽培されているメキシコ ソコヌスコに行き、生産者の方のお話を聞き、農業試験場の先生のカカオについての歴史や品種、生産についての講義を受けました。

さらに10月には、日本のカカオ豆の輸入の70%以上を占めるガーナに行き、農園を見学させていただきました。さらに現地のNGOの方との交流し、児童労働について学びことができました。大規模工場の見学や、国のカカオ省の検査場なども見学することができました。

チョコロンブスが取引させていただいている商社は、どこも生産者さんの支援を目的にされていらっしゃいます。「顔の見えるカカオ」ということで、生産者さんのことをよく知り、フェアトレード認証カカオの推進や品質向上に努められいます。そういうきちんとしたところから購入することが、巡り巡って私たちが産地の支援の一端を担っていることを知りました

チョコレートは、子どもの頃から身近なお菓子であるにもかかわらず、その背景はなかなか知る機会はありません。ましてやチョコレート産業と児童労働の関わりなどは、現地で実際に撲滅活動をしている方に合わないと、正確な情報を得ることができません。

カカオ農園で見聞きしたことを、自分から多くの方に伝えたい!そう強く思いました。その為には、WEBだけでは弱い。自分のお店が欲しいと思いました。



4、昔から漠然と人の集まる場を作りたい、そこには美味しいコーヒーがある

実は昔からカフェをやりたいと思っていました。しかしそれを突き詰めると、カフェを何がなんでもやりたいというよりは、人が集まる場を作りたい、そこには美味しいコーヒーがある。。。ということに行き着きました。

上の写真はカフェやりたいな〜と思い始めた5年前頃、会社の未来図として描いたものです。今でも会社の壁に掲げています。
早速2016年4月にエスプレッソマシンの輸入販売をしている友人に相談し、マシンとグラインダーと購入。それから練習と称し、事務所カフェでラテを淹れて飲むのが日課になりました。

さらに、その後何度か日本各地で起こった震災。その度に、拠点を作ってボランティアで活躍する知り合いを見て、ここでの有事の時も「場」があると何かできそう、という思いが湧きました。

いつかカフェやりたいと思っていたところに、クラフトチョコレートを会社の事業としてやることを意思決心。しかし夏場はチョコレートの需要が激減。専門店は夏は長期間製造を辞め、お店を夏場閉めるところもあります。
しかしカフェをやることによって、夏場も売り上げが確保できることが予想されます。だからこそカフェ併設の店舗が望ましい。

そしてカフェのスペースを使えば、いろんなことができるし、理想的!という結論になりました。


5、そして生き残りをかけて

カフェ併設のチョコレート工房と店舗を本格的に考えたのは、昨年ガーナから帰ってきた頃。その時は、バルーン事業がベースにあるから、プラスの売り上げとして考えればちゃんと利益がでてうまくいくという計算でした。。。

それが、バルーン事業はイベントの賑やかしでこその出番となるため、壊滅状態になってしまいました。

今月も月末が近くなってきました。またいろんな支払いをしなければ。まさかそんなことを考えるようになるとは。
私の経営能力がない為、キャッシュも寂しいものです。昨年はチョコレートのための機械などへの投資をしてきました。
持続化給付金も融資していただいたお金も、月々の固定費でどんどん消えていきます。今日は消費税の納付もしました。

無理やり手を広げて売り上げを作ることはやめ、限られた時間で商品開発を行ってきました。前半は通販用の商品。そして今は店舗でのカフェのドリンクメニュー中心です。
明日はソフトクリームの日世さんで、商品決めと研修です!^^

入社前から熊本や博多での出店販売の手伝いをしてくれたスタッフさん。「好きな仕事だから失いたくない」と、本当に一生懸命やってくれます。
彼女がいるから、私も負けじとがんばれます。彼女の活躍できるステージを作りたいと思えるようになりました。

7月になってもバルーン事業での売り上げは9割減のまま。このままのじっとしていたら当然会社は間違いなく倒産します。
だから、もう店舗を持ってチョコロンブスをやるしかないのです。
2年かけて勉強して、昨年チョコロンブスと命名したクラフトチョコレート事業。

クラフトチョコレート&カフェのチョコロンブス。
融資担当者は今やるべきではない、じっとがまんされてと言われましたが、もう会社として通販だけではこの夏を乗り切ることはできません。やるしかありません。

MGでいうところの3期ゲームが終わって自己資本は水面下、そしてキャッシュもなく、4期期首で長借りしなければならない状況。
人は二人、中型1台、チップは青3枚、黄、赤1枚ずつ、そんな状況でしょうか。


私、ついてる!?今から新たに始めるのではなく、すでに初めていた

4月頃「コロナのおかげで」というとても前向きな発言をする人が周りに何人もいました。しかしその時は、とてもそういう風には思えない私がいました。

しかし、今ならそう思えるのかな。

幸いなことに、2年前からクラフトチョコレートを学び始め、研究し商品化し販売を初めていたこと。一通りの製造機械も揃っています。
そして何よりも、昨年メキシコとガーナの産地に行ってきたこと。

さらに、業務用エスプレッソマシン歴4年!マシンがあるからすぐに美味しいラテが淹れられるんじゃないですよね。お金をいただくのですから、さらに特訓の毎日です。

そして何よりやる気のある自律的なスタッフさんに恵まれたこと。チョコレートを作るということでの採用でしたから。

私の周りには、応援してくださる方々がいてくれます。ほんとうにほんとうにありがたいです。

この店舗借りてお店をすることになったのも、諜報員の友人のおかげです。
道路沿いで広い駐車場があり、ここからも近い。何より隣のお店(トイレを借りるお店 ^^)と客層が同じ(WINWINでいきましょうと話してます)。
こんな店舗は、土地を買って建てない限り、この辺りにはありません。

世間で言われているウイズコロナでは、ワークショップもかなり少人数の開催になりそうです。さらにどうぞどうぞと自由に試食していたくこともできなくなりました。

それこそ制約条件ととらえ(詳しくはTOC ^^)、制約条件を最大活用してみます。これが私のできることかな。

店舗という拠点ができるということで、知っていただきやすくなり、情報発信もきっとやりやすくなるものと思っています。

そう、
あとはやるだけ(プリンスキーさんの決めセリフ ^^)


やってやって、もがいてもダメだったら、それこそ諦めもつくでしょう。





The following two tabs change content below.
島根県生まれ、福岡県北九州市在住。1992年からPOP広告の企画制作指導を行ううちに、アイキャッチ率の非常に高い風船に注目。2000年にバルーンアートをメイン事業としたバルーンポップを創業。好きな物:スタートレック、カプチーノ、城戸ワイン、文旦、感性刺激ツアー。夢は自社ビル持って、1Fカフェ食堂の看板おばちゃんになること ^^

最新記事 by 得居 裕江 (全て見る)

 - チョコレート工房への道